日頃お世話になっているふるさとに何か恩返しができないか。そう考えた時に、ふるさとの自然の恵みに目を向けてみました。
吉備中央町は岡山県のほぼ中央に位置することから、岡山のおへそと言われています。
標高２００～５００メートルの冷涼な気候で、朝晩の寒暖差を利用した特産品のピオーネ等の農産物栽培が盛んです。
また、”でぇれーうめぇワイン特区”の認定を受けています。
しかしながら、地域の高齢化と過疎化が進み、人材の不足や耕作放棄圃場が増えているのが現状です。

そこで私たちkibi foodsは、
特産品のピオーネをなんとしても残したい！
こんなにおいしいぶどうから造るワインがまずいはずがない！という強い思いを持ち、
少しでもぶどう栽培者の生きがいをつくりたい！
新規就農者を増やし地域活性化に貢献したい！
という思いからkibi VALLEYを建て自社ワイン醸造を開始しました。

従来、生食用ピオーネから醸造したワインは個性が無く水っぽいなど敬遠されていますが、
私たちは敢えて生食用ピオーネから造るワイン造りに挑戦し続けています。
５年間委託醸造にて試作を繰り返し、委託醸造先から指導を受け、そして２０２０年１２月に
ふるさと吉備中央町でなければできない自社製のピオーネ白ワインが完成しました。

これからふるさと吉備中央町の風のにおい、虫の声、土の感触、土地のぬくもりが私たちkibi foodsを通して
様々な種類のワインボトルへと織り込まれていきます。
ふるさとのテロワールの全てが詰まったワインをご提供していきますので、ぜひお楽しみください。